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今週売り2大週刊誌のネタ元とは

週刊誌の世界で『今売り号』と呼ぶ、発売しており現在買える…つまり今週号。週刊文春週刊新潮を読むと、民主党をめぐる政界の陰謀というか、権謀術数がポコポコとそこに頭を出していて権力の裏事情が、じつにクッキリ、よくスケて見えるので…
面白すぎる。
先に言っておくが、これは別に上記「2大週刊誌編集部がエライ」というわけでは全然ない。
こんなにラクな誌面づくりはない。

彼ら二誌にしたら、上手にだまされたフリをして踊り、後付けのエエカッコしい結論を記事に接着して送り出している。ただそれだけのいわゆる「走狗」として、二誌合わせて約110万部内外の部数を利用させてやり、部数の売上を伸ばせば良いなのだから。正義も何もこの際どうでもよく、部数が稼げそうなヒキの強いネタには無批判で飛びついたワケである。

文春のほうのネタは『民主党副幹事長(のひとり)青木愛が8月中旬、京都の鴨川べりにある高床式の料亭旅館に夕刻から泊まった。そこに同党の幹部が数人いた。そして小沢一郎が姿を現した。そのうち他の幹部は辞したらしい。どうやら二人っきりになっていたらしい。アヤしい。その5日後に小沢はこの代表戦への出馬を決めた』というのが大スジ。

この小沢ガールズの青木愛、そして彼女を副幹事長にまで抜擢して寵愛する小沢一郎の許されぬ公私混同…といった決定的なスキャンダルを、民主党代表戦を直前に発売される今週号にぶつけてきたのである。
それはいったいどのような者たちによって提供されたネタなのだろうか、というミステリーなのだ。

面白いのは、文春はどこかのテレビ局(?)が撮ったというVTR画像のようなものを入手し(たと文中は説明し)て、スチル画像に起こして小さく掲載している。
だが、いまどきデジタルデータの撮影機ではないらしく、活版記事のスミに小沢さんが旅館の窓の内側で並び、小沢が青木女史の差し出す手をとっているカット。
それに室内の蛍光灯らしき光源の下に立つ青木サンの浴衣姿のカットを並べて「証拠」としたいらしい。証拠…って、つまり『二人はデキてる』って犯罪のことだ(笑)。

ボクの疑問はこれだけのカットが撮れていながら、どうしてモノクログラビアのほうに出さないのか…がひとつのカギだろう。これは文中にある『放送局のもの』ではないと思う。載せられるクォリティではないからだろう。

現在、どこの地方局でもテレビ局に備えてあるカメラは、大型はもとより片手ハンディまで含め、(HVでないにしろ)全てがデジタル画像が撮れるカメラに変わっている。
でないと、局内にある編集機(デジタル式)との相性が悪くて、わざわざアナログ機で撮られたらそんなテープでは、かえって面倒な作業になってしまう。

こうした場合、撮った本人や載せた本人らの週刊誌側は、文句が来た場合に備え、『じゃあ、こっちも出しちゃっていいんですかいダンナ、ヘッヘッヘ』と文字通りの「(掲載を見合わせた)取って置き」を持ち出して、弁護士がやって来たってその後の交渉を有利に運ぶ材料とする。

対するに週刊新潮はモノクログラビア付きだ(笑)、主役は青木愛。
彼女は小沢でなくて(その京都旅館にもやってきていた?)別の小沢政策秘書との、水戸駅前のホテルでのお泊り愛を徹底マークし『こちらの男が本ボシ』と決め付けている(そーだろーけどね 笑)。

しかし、こうなると小沢一郎って手玉に取られちゃって、結構カッコ悪いといったイメージの新潮。
あのジジイ、キッタねえなあ~うらやましい(笑)というさわやかなイメージが読後感の文春(純愛かよ 笑)。

代表戦を前に両誌の作るイメージは正反対(?)に分岐するのは面白い。
だが、当の青木代議士ドノはこれで女性支持層には壊滅的なネガティヴイメージを蒙るはずで、反創価学会婦人層をガッチリ組織化して公明党太田代表を蹴落とした、東京12区での再選は絶望的となろう。

ふたつを比較して読み進むうち、例の文春京都ネタについては新潮も先刻ご存知のようで、案の定、『手をつないでいない』イチロウ&愛の、やっぱり画質の悪い2ショット写真を小さく載せている。
『…最近、永田町では小沢氏と青木嬢の”親密2ショット”映像が出回っている。
「某報道機関が撮影したものの、過激すぎてお蔵入りになったと言われています」(永田町関係者)と新潮は、おそらく『文春はこっちを追っている』との情報がキャッチできていたのだろう。
 両誌はライバルなだけに、それは軽く触れただけで、こっちの方がディープと、「京都ネタ」など軽チョンのジャブで余裕かまし退けてみせる。

 どうやらこの”問題”でのネタ元は新潮のほうにより信頼を寄せているようにみえる。

 だが、ボクが感心があるのはなぜ誰がどうしてこの時期に両誌に対して、こうした『小沢壊滅工作』を持ちかけたのかの真意を探りたいのである。

 謀略というものは、その工作によって結果的にトクをする者が仕掛けるのが、洋の東西を問わず情報学の常識だろう。
 文春を読み進むうち、青木女史の選挙戦などで非常に近い位置にいた者しか知りえない、(ネガティヴな)青木陣営内の内部情報がここで記事の内容を補強している。

 またそれが記事の結論部分で、『元は小沢支持だったが、今は菅の選対責任者を任ずる代議士』なる人物が名出しで登場し少なくとも”犯人グループ”のひとりであるように思える。
 だけど、それではあまりに謀略にしてはワカりすぎるので、いくら最近の政治が幼稚だからといって、まさかここまでバカじゃないだろう。カムフラージュと読めないこともないけれど。

 それにしても、ボクが本当に大問題だと思うのはこんな愛憎劇などではないのである。
 少なくとも連中は「要人」である。尊敬していないけど(笑)。
 警備当局(=官僚)は意図的に、これらを追う週刊誌のネタを書かせるために、「警戒網をゆるめ」結果的にスクープ連発に協力している。
 これは間違いなく、官僚の側からの政権党攻撃である事に世間はもっと瞠目するべきだ。
 「官界VS:政界」の格闘以外のなにものでもない。週刊誌は謀略の意図を知っていながら利用され、対価としての売上げを確保しているのである。

 『えらい事になっちゃった、民主党が政権とったんでどうなることやら』
 昨年の今頃、誕生したばかりの民主党政権に霞ヶ関の役人らはそのようにヒソヒソと危機感を抱いていた。

 無理もない、予算削減をうたい、「官僚を目の敵」にしている政権の誕生なのである。
 ある陸上自衛隊の高官はボクに
『来年から総合火力演習はなくなるかもしれない』と真剣になって嘆いた。

 略して「総火演」は陸上自衛隊最大の年間行事である。それの廃止?
 つまり、防衛に力点を置いていない民主党政権では「大砲だのミサイルだのをぶっ放す演習」を『税金の無駄遣いだと言い出すだろう』と彼らは短絡的に読んでいた。

 また、警察の側は『大幅に警察行政が後退する』と眉を曇らせて、まるで日本に共産主義革命でも起きたかのような、明日はどうなるのか分からない…と、大時代的な危機感を彼らはあらわにしてはばからなかった。

 これの好例として、たしかに「週刊新潮」が連続スクープしたこの春の『中井国家公安委員長&愛人』の際など、いったいどれだけの国民が事の重大性に気付いただろうか。
 あれは見ようによっては、『警察権力による民主党攻撃』そのものなのである。

 それは、中井というハゲじじいがどうのと言う事ではなく、また愛人が赤坂議員宿舎へセキュリティカードを勝手に使い、出入りしては逢瀬を重ねていた(ちょうど毎回「2時間」笑)などのバカらしいことではない。

 中井ヒロシという頭の悪くて子分もいない実績もないという二世議員は、いくらうすらトンカチとはいえ、名ばかりはわが国の『国家公安委員長』である。
 全警察機関のトップに立ち、政府の危機管理の最高責任者なのである、あのバカ面が。
 書かれる方も悪いし、警備する側をボクは気の毒に思っている。

 新潮の追跡隠密取材は、過激派内最強の『革マル派内ゲバ非公然部隊』のマニュアルに類似していると、昔から公安記者畑で言われてきたほど、巧妙かつ大胆でそして狡猾である。
 じっさいそれら隠密フォーカス部隊の撮った写真は目を惹いた。

 皮切りは中井の自殺した未亡人の法要に出席したところを愛知県内の寺で撮るところから始まり、取って返した都内の繁華街で長官ドノと愛人とのロマンティックな2ショットを押さえるどころか、議員宿舎への出入り。果てはタクシーを拾う合間の路チューまで撮られているのである。

 その際に、細身の彼女が細身のデニムに上手に合わせたハイヒールをツンと背伸びして、コ汚いめがねカバの唇の高さに合わせるといったショットはフランス映画のワンシーンのようだった、カバさえいなければ(笑)

 記事にされただけでもこの間約2ヶ月以上執拗に取材班は中井を追いまくった。
 その熱意も熱意だけれども、ボクが指摘したいのは、こうした世情の中、いったい中井という「要人中の要人」を守るために配備されているはずの警察官は何をしていたのだろうという素朴な疑問だ。

 記事によれば、『長官から今日はひとりでいたい』と、警護官を帰してしまったそうで、われ等が警備局のエリートであるSPは『はいそうですか』と、勝手に任務を解除して帰ってしまった…。
 「これを信じろ」というのである。

 上司に報告しなければ帰宅など許されるはずもない。
 また担当上司も、その理由を問わないで帰すようなボンクラなど警視庁では飼っていない。

 『警備部もきっとバカなんだね』と、元エリート刑事部幹部はボクの指摘に鼻で笑ったものだ。

『それで気になって、追尾していたのですが、どうやらバーの女とデキていて…ナマイキに公私混同をしているのですが』
 どう考えても、これくらいの報告はしているほうが本当だ。

 そこで、当然”上層部”まで上がっているだろうこのスキャンダルを前にした幹部が、どう一計を案じたのか。
 ここでクイズである
このまま長官を無防備にどうなっても知らないよと、放っておいた。
「女とチチクリ合ってますよ」と新潮にチチクる…じゃなかったチクる(笑)
③さすがにチチク…じゃなかった、チクらないものの、SPを遠巻きにさせて二人の安全は確保しつつ「民主党長官」のスキャンダル露呈のプロセスを知っていながら、2ヶ月あまり”愛を見守った”

おそらく②または③であろう。
①だけは警察の上下社会、絶対にありえない。
このバカが単なる交通事故に遭ったって、「全国警察官の頂点」がじつは無防備だった…なんて、「警視庁の威信」どころか、それこそ国家として絶対に洩れてはならない警察全体の不祥事となって、下手すりゃ警察庁長官のクビが飛ぶ。(タクシーだって単身で乗せてはいけないのである。警察官の運転での事故…以外許されない)

そもそも、この路チュー写真事件で誰ひとり処分をされていないのはどうして?。
こう考えれば、すぐに真相は見えてくるではないか。

さて、問題を少々戻そう。
『小沢一郎』という人が拉致される、暴漢に襲われる。
さらに言えば『鴨川の対岸から誰かに狙撃される』…


こうした危険が迫っているかもしれないという想定で警備実施されている小沢一郎氏。
これを撮影したという『某報道機関』とやらが、あれだけ視界が確保された鴨の河原から、セコいとはいえ何者かがカメラを据えて、マルタイ(「対象者」のこと)の居室の正面に夜間、たたずんでいたわけである。

 ここで職質もしなかったホンカンら…。「報告」も上げていなかった…ワケはなかろう。
 だったらボクらは何をヨムべきだろうか。

 またスキモノならば、『撮影者=警察』と深読みする者もきっといるだろうが、それだけはないだろう。そもそも警察とて画質にこだわる、あんな画質のカメラなど(折角のチャンス!に)今どき動員しないだろう。

ボクら国民は『警察という役所は「反小沢」のスタンスなんだな』という事実であって、
小沢サンなら『霞ヶ関と菅政権は一丸となっているのか』と、もはや腹をくくるべきなのだ…ということだ。

 そして週刊誌二誌はめでたくトップのスクープ記事を頂戴する格好で
『久しぶりにおいしいネタをタダ(?)でいただきました。オッスごっつあんです』編集制作費削減のなか、まことにご同慶に堪えませんといったところ。

 同じ週に2つの競合誌に同じターゲット…。
 これを「偶然」と、真意に気付かぬまま、死ぬまで国民の側は思い続けたまま、『菅』だの『小沢』などと、したり顔でやるのだろうか。

 浅学菲才なこのボクだけど、このテの情報提供のことを指して
『持ち込みネタ』というのである。

 おそらく情報提供者への利益供与は、後日こうした辛口でなる両誌から「なぜかヨイショされた者」が真犯人なのだろう。そしてこれを『バーター』と呼ぶ、週刊誌もテレビでもどちらも日常茶飯の用語である。
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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

プロフィール

前頭前野 重雄

Author:前頭前野 重雄
前野 重雄:東京下町生まれ&育ち。(有)流体力学・旭堂代表。

70年代以前は中学3年から週刊誌での報道取材記者、70年代初頭HAWAII移住7年。中盤からムービーカメラを回す。帰国後はライター。第1回週刊少年ジャンプ小説ノンフィクション大賞1席入選。
その後[なんでも鑑定団][うたばん][週間えみ~SHOW]で鑑定士として長期出演。雑誌連載多数。警視庁捜査一課特殊犯SIT部隊防弾装備を設計制作。単行本に「球界遺産」「客は幾万 来なくとも」など。GREE公式ケータイにブログ

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